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【怪談】廃墟の熊本病院【実話】

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投稿者:福岡県 36歳 トマトさん

私が17歳の頃に、友人とその彼女と彼女の先輩、合計10人ぐらいで噂の廃墟の熊本病院後に肝試しに行こうという事になり、私は若いという事もあってノリノリでその廃墟の病院に行きました。

それは、ラブホテルの近くにあり、近くのコンビニに車を止めて歩いて行く事にしました。

薄暗い道を歩いて行くと、両端に草が無造作に生えており2メートルぐらいはあったので周りが全然見えなくて前を歩いている人影しか見えない状態でした。

そして、病院の入り口付近まで近ずくといかにも幽霊が出そうといった感じの所で暗く、そして空気が冷たく感じました。

そして、じゃんけんで入っていく順番を決めて横2列に並び10人で一気に病院の内に入っていきました。

私は最悪な事に列の一番最後になってしまい、後ろには誰もいない状況でした。

そしてまずはベットが並んであるいわいる病室に入って行ったんですが、床は今にも抜けそうでギシギシ音をたてていました。

壁には落書きもいっぱい書いてあり、なぜかお札みたいなものが貼ってありました。

次に、先輩の一人が霊安室に行ってみようと言い出し、地下にある霊安室に行ってみる事になってしまいました。

階段を下りて地下に行くとそこには大きな扉があり、そこを開けると、ドラマとかで見るような霊安室があり、先頭の人が懐中電灯で前を照らすんですが、その光が小さくさらに私は一番後ろだったので見えずらかったのですが先頭の一人が大きな声を上げ逃げろと言ったのでみんなパニックになり我先に一階に上がろうと階段を駆け上がりました。

後から何かあったんですか?と聞くと、え?なんも見えんかった?なんか黒い玉みたいなのがあったというのです。

そんな事もあり友達の彼女とその友達の女の子も来ていたので女性達が怖がり初めてここから出ようと言い出し、病院から出る事となりました。

そしたら、先輩の一人がここの病院は屋上があると言い出して、今からそこに行ってくるというのです。

屋上に着いたら上から手を振るから見といてと言い残し、懐中電灯を持ち一人で屋上に向かいました。

15分ぐらいすると屋上から手を振る先輩の姿が見えて、本当にやり遂げたのです。

残された皆で本当に根性があるね。と褒めながら先輩の帰りを待っていました。

そうすると、10分ぐらいたって先輩が入口の所に帰ってきました。

皆で先輩凄いですね。

なんて言っているとその先輩が、ごめん。

屋上の行き方が分からなくて行けなかったわ。と言い出したのです。

え?だって屋上から手を振ってたでしょ?と聞くと、いや、本当に行き方が分からなくて行ってないとしんけんな顔をして言うのです。

残された皆で顔を見合わせるとそこから逃げ去る様に走って近くのコンビニまで帰りました。

あの屋上から手を振っていたのは一体誰だったのでしょうか。

杉沢閻魔
杉沢閻魔
遊び半分で廃墟に行くのは本当に危険が付きものなので注意しないといけませんね。

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okorudaikazan
怒る!大火山サイトの運営者で編集長でもありオカルト研究家の閻魔と申します。 誰も話そうとしない都市伝説や陰謀を中心にオカルト情報をお届けいたします。
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